『ショーケン』萩原健一

ショーケン

ショーケン

前に林真理子の『RURIKO』*1を読んで読みたくなった。

芸能界一スキャンダラスな男の激烈な自叙伝
愛と別れ、友情と確執、喧騒と孤独。
いしだあゆみ倍賞美津子松田優作沢田研二、川谷拓三・・・。
そろそろ本当の話をしておいたほうがいい、そう思った。


って解説にあるので、下手したら単なる暴露本かもって思ったけど、いやいや、こちらも昭和の時代を堪能できる1冊になっていますよ。
『RURIKO』とは違った感じですが。
とりあえず、私の世代は、グループサウンズを知らないわけで、一番古い記憶はおそらく『太陽に吠えろ!』のマカロニ刑事でしょう。
なので、ほとんど彼は私にとって、役者ってイメージです。
作品への関わり方とか、役作りの激しさとか、また、あのショーケンがお遍路に出ちゃうところとかちょっとビックリなお話まで、刺激的な人生を歩んできた人ですねえ。
有名人の実名もたくさん出てきて、とくに女性の趣味、わかりやす過ぎです(笑)

*1:フィクションだけどね。