『緑の毒』桐野夏生

緑の毒

緑の毒

同じレイプ魔の話だと(ざっくりくくり過ぎだがw)『ジェントルマン』に軍配が上がるなあ。
いつもの悪意・悪意・悪意とうんざりするほどのインパクトが薄いと思いました。
もっと川辺の犯罪へ向かうまでの心理とか、もっともっと悪意たっぷりに描けたのではないかと思います。
そういう意味で拍子抜け。