愛がなんだ 角田光代

愛がなんだ (ダ・ヴィンチ・ブックス)

愛がなんだ (ダ・ヴィンチ・ブックス)

しかし相変わらず同じような温度で作品を書きますね、角ちゃんは。
それにしても山田テルコ恐るべし。
好きな人のためなら、好きな人に会うためなら他のすべてのことを放り投げられるそんなやつ。
相手が負担に感じないよう、陰で目一杯立ち回る。それがすべて。
なんか自分との共通点を見つけてしまって寒気がしたりするのだけれど根本的に違うんだよなあとは思っているし、どちらかといえば友だちの葉子ちゃんや山中吉乃の方に共感してしまう。
ちょっとずつ違ったりはするのだけど。
とにかく、とてもリアリティがあって、どこかに必ずいる“テルちゃん”に読んで欲しい。
どうして誰かを好きになるんだろう?……ね?
ちょっと考えさせられました。

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かの > 私もつい最近この作品読みました。テルちゃんは明らかに行き過ぎだよな〜と思いつつも、私の周りにもここまでじゃないけど、近い感じの子がおります。でも、恋愛中の人は程度の差こそあれ、こんな感じなんじゃないかな?なんて思う私も痛い奴予備軍かしら…。 (2003/04/22 03:12)
ふりすか > レスありがとうございます。テルちゃん予備軍だなんて!……でも私もちょっぴりにたとこある。でも、マモちゃんがチョコレート買いにやるエピソードなんかは、私、マモちゃんぽいとこもあるよ……と愕然としてみたリです。 (2003/04/22 21:59)