blue 魚喃キリコ

Blue (Mag comics)

映画を観たので再読。
映画を見終わったあとは原作とかけ離れてるわけではないけれど少し違った印象を受けました。
でも読みかえしてみると、映画のおかげでこの作品の、主人公の遠藤や桐島のイタミを強く感じることが出来たような気がした。
台詞以外のに添えられる言葉に敏感に反応してしまう自分がいたし、ああ、こういうふうに読まなくちゃいけなかったんだと。

「自分と誰かを比べたり
もうそんなかなしくてみっともないことを
したくないの」

ああ、せつなくて泣けてきました。