銀の鍵 角田光代
- 作者: 角田光代,100%ORANGE
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2003/03/01
- メディア: 単行本
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コラボでもオマージュでもなく感想文だとご本人はあとがきに記しています。
私はその映画も観ていないし、この本を読み終わっても観たいという気持ちは生まれませんでした。
(かわいくて好きなんだけど)この作品に100%ORANGEのイラストはあっているのだろうかという疑問と、感想文とはいえ(苦笑)この長さに物足りなさを感じてしまいました。
主人公の女の子のイメージがこれまでの角田作品と同様なイメージを受けたので違和感を感じたと思うし、記憶喪失という状況なので主人公の顔なんかはイラストで表してほしくなかったような。
周りの主人公やもの、主人公の洋服、景色やイメージ的なイラストに留めておいてくれたらもっと膨らんで読めたと思ったのでした。
このちぐはぐさが狙いなのかしら?
何となく原作があってそれから切り取られたものというような
……たとえば映画の脚本にされたあとのようなといえばいいのかな? そこが感想文たるゆえんなのか?