「日の名残り」カズオ・イシグロ

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

読み始めたのは去年のいつだったっけ?(笑)

いやいや、ビックリ。
映画の存在は知っていたけれど、こういう作品だったとは。
ティーブンスの回想は、彼のダメさ加減(実直すぎて鈍いって意味)を
これでもかと書かれてるようで、ある意味修行?とは思った(苦笑)
執事である彼の人となりが粛々と綴られていて、終盤ミス・ケントンと再会して、
ティーブンスが過去を振り返り、思う気持ちへ集約されるためのものだったのかと。
これが書きたいためだったのねーと。ものすごく効果的でした。
多分きっと、翻訳もよかったのではないかと想像しています。

                                                                                                                                                              • -

れん > わたしもこれ、何度も読み始めるんだけど進まない。
何冊の本に追いつき追い越されたか・・・って感じですが、またトライしてみようっと。 (2007/02/12 19:31)
ふりすか > 気持ちはよーくわかります! 私もいつ買ったんだっけなあ。。読み始めたら、最後まで耐えることをお薦めします(苦笑) (2007/02/13 15:23)