「図書館内乱」有川浩

図書館内乱

図書館内乱

いやはや、パワーアップしております。楽しいです!!
なんていうか、笠原の口調とか、この軽さたまらなく好き。
でも、世の中こんな本ばっかりだったら嫌だけど(笑)

堂上教官っ! 笠原の頭、なですぎですよぅ。
まあいいや(爆)
内乱というだけに今回は実力行使の戦闘モードではなく、
政治的な動きが中心です。
なのに重くなりすぎず、主人公以外のキャラの背景も描かれ、
続きがとても気になりますよ。

最初の笠原の両親が職場見学に来るのだが、笠原の母親のキャラ、
ある人を思い浮かべて読んじゃいました……なのでちょっと痛かった。

小牧教官と毬江ちゃんのお話も、乙女に胸キュンの期待通りの展開。
そうそう、高校生の女子をなめんなよ!と激しく同意。
作中「レインツリーの国」という書名が出て来て、どっかで見たことあるなー
萩原浩の作品だっけ?とボケかましてました(笑)
有川浩の作品でした。でもそれって反則だよねえ。
自著っていうのがちょっと白けた。
でも☆4つ。