「上京十年」益田ミリ

上京十年 (幻冬舎文庫)

上京十年 (幻冬舎文庫)

図書館の新刊棚にあったので手に取りました。
中日新聞で連載していたエッセイ。
なんというか、エッセイとして弱い…気がする。
同じことを書いていてももっと読者(といっても自分限定なんだけど)の心に残ってもいいのに。
しかも、同世代といってもいいのに、共感できる部分も少ない。
30代後半の独身で一人暮らしの女性のエピソードとして目新しいものは何もないし、取り立てて特殊なことを期待しては居ないけれど、ほんとうに、これって誰が書いても一緒じゃない?
って思ってしまった。
エッセイの間に挟まれるイラストと俳句でかろうじて助かってるというか。