『悪人』吉田修一

悪人

悪人

こちらはさくさくっと2日ほどで読んでしまいました。
嫌いじゃないんですけどー、こういう話、吉田修一が書かなくても…なんて思いもしました。
設定とか、エピソードとか、悪くないんだけど、もっと絞って深く描いてくれたほうが、怖さとか、やりきれなさとかそんなものを強く感じることが出来たんじゃないか、という。
でも、タイトルがずばり「悪人」だから、悪い人をたくさん登場させたかったのかなあ。
世間的に評価は高いみたいなんだけど、私には正直普通って感じ?(乱暴だな・笑)