『アンダーカレント』豊田徹也

アンダーカレント  アフタヌーンKCDX

アンダーカレント アフタヌーンKCDX

まったくの予備知識なく、借りました。某読書会(私は参加していないんだけど、知ってる人ばかり)での第1回課題図書。なぜか私の感想を聞きたいという話になったらしく(なんとなく意味深)まわってきたのでした。
映画化するとしたらのキャスティングも考えてね、といわれ、冒頭、瑛太かな…と思ったら女の人だった(汗)
やー、本当に映画っぽい、小説っぽいコミックでした。 銭湯が舞台の映画といえば、「水の女」なんだけどなー。
観てはないんだけど、「水の女」から色気をなくしたような感じ?
コミック自体ギャグ系は読まなくはないけれど、基本的に読みつけてないので、感想もむずかしいのだが、わかったつもりでいることの怖さというものを感じた。底流を知らずして、理解しているつもりになる。わかっているつもりになる。変な自信を持ったりする。つもりだとは思いたくないけれど、自分に置き換えてみると、そんな自信を失ってしまいそうになる。でも、失いたくない、目を背けたい、そんな感じ。うーん、むずかしい。