『沙羅は和子の名を呼ぶ』加納朋子
- 作者: 加納朋子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/09/20
- メディア: 文庫
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「もし、○○がいたら」と居ないはずの人が絡む物語たち。
ちょっとメルヘンチック過ぎるかな、と思えちゃうもの(エンゼル・ムーンとか)、逆に戦慄が走るほど怖いと思えたもの(天使の都)とか針の振れ具合が結構激しいような。バラエティに富んでいるともいえるのか。
私にとっては初・加納朋子で、こういう日常のミステリー(というかファンタジーに傾いても居るけど)は嫌いじゃない。少なくとも、最近読んだ近藤史恵の2冊よりは性に合っているという感じです。