『アカペラ』山本文緒
12月、記録がないけど、1冊も読まなかったのかな……(汗)
完読できなくて図書館に返した本があったような気もするけど覚えてないや…あ、もりみんの「きつねのはなし」は読んだぞ!
- 作者: 山本文緒
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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さて、今年1発目が中旬になってからと、なんとスローなスタートでしょう。。
「アカペラ」「ソリチュード」「ネロリ」の3編収録。
「アカペラ」は巡回先ブログでの指摘同様、私も近親相姦的要素はいらないよーと思った。
それ以外はいいな、と思った。タマコの両親はどないやねん!と思ったが。それはどうでもいい。
でもこういう話を読んで救われる若者っていっぱいいるような気がするな。いいことだ。
私としては秀でた才能がない自分は生きていていいのかとすら思ってしまうが。
「ソリチュード」はyom yomで既読だけど、またちゃんと飽きることなく読めた。
ただ、ハルイチの魅力がいまひとつ掴めずなかったのね、私は。
田舎の閉塞感ってよくわかるし、映画「ゆれる」のオダジョーが帰省する先とイメージがダブったかな。
「ネロリ」泣いた〜。最後のところね、ああ、おねえさんの気持ちが痛いほど。
人生ってたいへんだな。 思いがけないところから崩れることもあるんだよな。
幸せってなんだろうって考えさせられる。