『誰かが足りない』宮下奈都
- 作者: 宮下奈都
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2011/10/19
- メディア: 単行本
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他の作品でもっといいのがあるのに…というのが正直な感想です。
正直物足りなかったのですよね。予約の取れないレストランが、レストランである必要があるのか?
しかも予約が取れない人気店である理由が。
予約6の章でぐっと来る場面はあったのが救いというか。
それでも好きな作家ではあります。
『神様2011』川上弘美
- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/21
- メディア: 単行本
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何とも言いようがないけれど、こういう実験的な作品は、この川上弘美の神様ならではだとは思う。
『ジェントルマン』山田詠美
- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/26
- メディア: 単行本
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何かの新刊紹介で『ジェントルマン』のタイトルを見て読もうと思ったのだけど、
なにが私の読みたい気持ちを盛り上げたのかはさっぱりわからない。
だいたいあらすじすら記憶にない状態で全くの先入観なしで読んで衝撃。
プロローグとラストの始末の仕方に、小説の醍醐味を感じた。
決して愉快な話ではないし、途中不快にもなったけど。
『人質の朗読会』小川洋子
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/02
- メディア: 単行本
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プロローグを読んだだけで鼻がツン、とした。ただ人質全員死亡という事実も、淡々とした描写ながらも悲しさが伝わってきた。
まるで短編集の趣だが、最後の描き手の肩書き、年齢、旅の理由がそれぞれの物語を引き締める。
誰もが小説のような文章をかけるとは思えないからその点ではリアリティさに欠けるが、未来は失われても誰にでも確実に存在する過去……それを伝えるためには逆に効果的だったかと。
1)スタイルズ荘の怪事件
- 作者: アガサクリスティー,Agatha Christie,矢沢聖子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: 文庫
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- 作者: アガサ・クリスティー,田村隆一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1982/06
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クリスティを1から読むという読書企画。
実は、小学校高学年で読んでたんですよね。多分ほとんど意味も分からずに。
すっごく懐かしいし、大人になって読めばまた違う面白さを感じる事でしょう。
『しょうがない人』平安寿子
- 作者: 平安寿子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/05
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中高年の現実がココにあるかな?