官能小説家 高橋源一郎

官能小説家

官能小説家

ごめんなさい。すんごく疲れました。読んでいて。
決して読みにくいわけじゃないし、冒頭は軽口叩いてたりするし。
でも、交錯する現代と明治。ホントにね、頭がね、切り替わんないの。
ああ、バカでごめんなさい。いわゆる名作読んでないしなあ。
(いや、読んではいるけど記憶にないというのが正しいかのかも)(小説を)書くってたいへんだということは、伝わってきたけれど読むのもたいへん。
売れてるけど読まれてない、書いていることが理解されていない、などなど……明治も現代もおんなじじゃん?ってことかな。
‘小説教室’では岩波新書を思い出し、桃水と夏子の関係を読んでいるときはどこぞの夫婦が頭をよぎったりいたしました。
こういう小説、確かに好きな人たくさんいて、評価も高いのもよくわかる。
その域に達するためにはどういう経験が必要だったのかな?と思いました。

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ヒルかも > はじめまして。私はこれ新聞連載で読んで、細切れだったんでいつかもう一度通して読みたいと思ってるんですが。そんなに悪い印象はなかったですけどねぇ…。確かに高橋源一郎はインテリ源チャンだし(笑)、変わった小説を書きますが、分かる人しか読まないでいいよ、というような態度を取る人ではないと思います。しかもこれは新聞小説だから「明治」ではなく今の、「現代」の広い読者を対象としているはず。どういう経験が必要かといえば、とりあえず今を普通に一生懸命生きていればいいんじゃないでしょうか? (2003/03/09 01:06)
ふりすか > あまり力入れて生きていない私です。一生懸命というよりも後悔しない生き方は心がけているつもりですが(苦笑)私の文章の書き方がまずかったのか、悪いというのではなくて、ついていけない自分がくやすぃ〜みたいな感じです。 (2003/03/09 11:40)
ヒルかも > すいません。言いたかったのは、別にふりすかさんが一生懸命生きてないとかいうことじゃなくて(そんな失礼なこと言えないし、第一知らない)、ひとつには明治についての予備知識が全くない現代人が読んでも分かるように作者は書こうとしたんじゃないかということと、とはいえ、深い部分には、エロス(生)とタナトス(死)の主題があるのではないか(ここから「一生懸命生きる」などという言葉が出た)ということです。 (2003/03/09 23:38)
ふりすか > こちらこそすみませんです。自分に自信がないので、一般論でいわれてもつい自分のことと思っちゃうんです。アヒルかもさんにコメントしていただいて、理解力不足の私はたいへんうれしく思いました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2003/03/10 23:30)