レヴォリューションNo.3 金城一紀
- 作者: 金城一紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/09/30
- メディア: 単行本
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ほんとにさわやかに、都合の良さも心地いい程度に書かれてると思いました。
表題作
冒頭のアギーの相談されっぷりも素敵なのだが、
何と言ってもドクター・モローの授業がイカスではありませんか!
一見何でもないようなあたりまえのような授業のやりとりなのだけれど、
案外賢くないとこんなふうに受け答え出来ないよね、って感じだったけど。
ラン、ボーイズ、ラン
なんか、“ちんぽこ”とい単語がかわいくって。
ほほえましい表現だなあと。もちろん前後の文脈あってこそそう思えるのだけど。
あかちゃんのそれを想像してしまいました。
こんな高校生今どきいるんですか? 20年前、私の周りにはいなかったぞ!
異教徒達の踊り
これはどうなんだろう? 器用にうまく書きましたっていったところ?
話自体はとくに面白みは感じられないけれど、ひとえに男の子たちのキャラに助けられているといった印象。
導入の両足を切断される男のお話の意味が私には良くわからなかった……。
うまく絡ませきれてないように思う。
「フライ、ダディ、フライ」でも思ったけれど、“差別”について、某作家に代表されるような被害者意識を全面に出してウンザリさせずに、現実的に(これがリアルなのかしら?)描いているところに好感が持てる。
決してキレイゴトとして片付けてもいないし。
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たばぞう > ゾンビーズ、面白いですよね。彼らの物語、また書いてほしいです。 (2003/07/25 11:05)