これを読んだら連絡をください 前川麻子

これを読んだら連絡をください

これを読んだら連絡をください

挫折したので連絡できません。ゴメンナサイ。

うう、なんだかもうこの人の作品は読めないと思う。
どうしても、この人の背景に邪魔される。
帯には

あなたが見ていたのは、あなたの前にいた生身の私だったはずじゃないの?
書かずにはいられなかった恋多き著者のひりひりする行き方。

やっぱりどうしても、まったくのフィクションでもなく、もちろんノンフィクションでもないんだけど、やっぱり主人公と著者を重ね合わせて読んでしまう。
確信犯だとは思うけれど、こういう仕掛けにはのるしかないでしょ。
で、これはフィクションだから、いう逃げ口上は聞きたくないんだよなあ。
(そう言ってるというのではなく、そう言われたらヤダなあという私の気持ち)
でもそれが読み進むうちにとっても不愉快だった。私にとっては。
でも実は読み始める前からそう感じるのは予測できていたのかもしれない。
著者のサイトでアマゾンのブックレビューに当事者の一人が云々……ていう自身のコメントを読んだせいかも。

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せいこ > 「ファミリーレストラン」が良かったのなら、「ネイバーズ・ホーム・サービス」がオススメだったのに〜。「ファミリーレストラン」よりもいいお話って感じだよ。ていうか、それしか読んでないんだけど(笑)。その2作品はもしかしたらこの著者の異色作なのかもね。 (2004/09/30 14:16)
ふりすか > そうか、そっちか! ぬぬ、間違えたよ。追っかけも善し悪しですな(爆) (2004/09/30 18:45)