anego 林真理子

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私は知りたい、麻布十番のお店の数々。
十番温泉近くの和食の店や、南麻布付近のシェアして楽しめるリーズナブルなイタリアンや、シチューの店など。
ま、余談ですが。

しかし、主人公の生き方とか生活は同世代なのにまったく接点ないなぁ〜(苦笑)
それにしても、主人公・奈央子には同情してしまう。
anegoという呼称はどうかと思うけど、立場的にも性格的にも「頼まれたらイヤと言えない」タイプではあるのは間違いない。
そんな性格が災いしちゃうんだな、これが。
何でそこまで続いていたのか理解不能だった(だって小馬鹿にしてた不倫よりひどい状況に思われ)溝口とも別れて、お見合い相手の斉藤さんとのエピソードはよかったなぁ。
男前だった。そんなところが姐御かしら?
がんばれ、奈央子! そんな君にも幸せはやってくる! と林真理子作品にはめずらしい感想が沸き上がってくる(笑)
黒沢くんと別れるときの心模様とか、ほんとにその通り! でも、口に出さないところがまた男前。
まあ、黒沢くんとの付き合いのあり方は理解しがたかったけど。
ところが沢木との関係はイケマセンねぇ〜。小娘じゃあるまいし。
それから、今までの緊張感がぷっつり切れてのめり込んじゃったんじゃないかしら。
でも、気づくの遅すぎ。
その後もお人よしすぎ。
私だったらあんなことがあっても、森山くんと結婚したなあ。
広告代理店特有のプレゼン気質が目についたとしても。
バブル期入社の商社OLのイヤらしさはあるけれど、基本的な考え方は真っ当だ。

連載をまとめたせいもあるかもしれないけれど、何度も同じ説明がしてあって単行本になったときぐらいは少し配慮してくれてもいいのに、って思う。
商社の給料はいいとかそういうの、ね。

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butti > ふりすかさん、初めまして。わたしも奈央子とは同世代だと思うのですが、接点まったくありません(笑)まぁ、わたしは勤務地が都心に行くのにえらい時間がかかる所だったので当たり前かもしれませんが。なので!?奈央子にも、そんなに感情移入して読んだわけでもありませんが、やっぱり最後は幸せになって欲しかったなぁ。あのラストはハヤシさんが美人をひがんでるとしか思えない!? (2004/12/11 23:51)
ふりすか > buttiさん、はじめまして。私も、最後はキツイなあと思いました。高飛車で高慢な雰囲気はあるけれど、奈央子は基本的にはいい人なのになあと。やっぱりひがみなのかなあ(笑) (2004/12/12 13:23)