『きらきら』シンシア・カドハタ

きらきら

きらきら

原題が「Kira-Kira」。ずばり日本語。それは、姉のリンが幼いわたし(ケイティ)に最初に教えてくれたことば。
1960代のアメリカ南部を舞台に、ある日系家族のマイノリティであるが故のきびしい生活を描いた作品。
著者自身も日系の3世だとか。
なんか、感想は書きようがないなあ。
何となく、予想通りで、なんの意外性もないストーリー展開。
もちろん、それがいけないとかつまらないとかじゃなくて、そういう時間の流れの中でケイティのを中心とした人々の心の動きとかそういうものが描かれているというのかしら。
とにかくケイティがかわいいし、これからまだまだ障害にぶつかるだろうけど、このまま成長して欲しいなあ。
個人的に差別ものというか、もちろんそれが主題ではなくても苦手だからかも。