『荊の城』サラ・ウォーターズ

荊[いばら]の城 上 (創元推理文庫)

荊[いばら]の城 上 (創元推理文庫)

荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)

荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)

久々の海外ミステリ。すごく世間的に評価が高い作品ですね。
ミステリーという感じはしなかったんだけども。
上巻を読み終えるまで、モタモタしてましたが、上巻のラストでほほぅ、そういうことかね……と下巻は状況を把握したのでさくさく読むことが出来ました。
でも、ブライア城での伯父さまのモードの扱い方や、下巻の精神病院での描写が陰湿で加虐的で、私には読むことが苦痛なくらいだった。
もともとそういうの、特別苦手なわけではないのだけど、なじめなかったなあこの世界観に。
スウとモードの関係も、もっと掘り下げてくれればもっと入り込めたのかもしれない。

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noririn > これは評判を立てた人に理由を聞きたかったくらい、ミステリーとしては???でした。中途半端という印象と肩透かしという言葉しか残りませんでした。特に後半が。 (2005/09/06 13:37)
ふりすか > ミステリーじゃないですよね、やっぱり。良さが今でもわかりません。。 (2005/09/07 18:40)