『むかしのはなし』三浦しをん

むかしのはなし

むかしのはなし

余談その1

装丁が「鈴木成一デザイン室」で、表紙写真「横山孝一(多摩川・東京狛江市付近)とあったのですが、残念なことに、図書館本なのでカバーをめくることが出来ません。残念!

余談その2

三浦しをんの英表記ってSHION MIURAなのね。SHIWONじゃないのね。。

そもそも、私が三浦しをんちゃんの作品(エッセイではなく)に求めているものが違うので、ちょっぴり残念でした。
こういうテイストが好きなら、★4つつけたんだろうけど、そういうわけで3つ。
やっぱりしをんちゃんは「秘密の花園」がナンバーワンなの。私の中で。
上手なんですけどね。たしかに。
日本の昔話をモチーフに書き上げた7編は、全く別の話なはずなのに、微妙にリンクして、読み終えたときに、ああ、なるほどねえ……と。
読み進むうちに、この作品の仕組みがどんどん姿を現していくという感じかな。
まあ、元ネタが何なのか、冒頭に提示してあるんだけど、それはなくっても(あらかじめ読み手がわからなくても)いいんじゃないかな。
そういう書き手に、そういう思いがあっても、あえてタネあかしをしなくても楽しいような気がしたので。

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やりさん > ふりすかさん、こんにちわ!私もしをんさんの中では、秘密の花園が一番好きです!読んだの最近なんですが。「むかし〜」は技巧的という感じを受けましたが、「秘密〜」はしをんさん自身が、とてもたくさん書きたいことがあったんだなぁという感じを受けました。
カバー裏は、本屋でぜひはずされることをお勧めします。 (2005/04/05 20:49)
ふりすか > やりさん、いらっしゃいませ。そうなんですよね〜「秘密の花園」テイストのものを!って期待してしまうのです。。
やりさんおっしゃる通り、「むかし〜」も「私が語り始めた〜」も、巧いって感じですよね。なんかサミシイです。
カバーの裏は、早めにチェックしに行こうと思います。 (2005/04/05 23:55)
よっしゃん。。 > どうもふりすかさん、初めまして。僕は「秘密の花園」は読んでないですけど、この書き方は僕の中では新しくて物語も昔話とリンクしやすくてよかったとおもいます。
今ふりすかさんの感想を拝見させてもらって気づいてカバーめくったんですけどこんなとこに写真あるなんてビックリですねw (2005/04/12 15:44)
ふりすか > よっしゃんさん。。いらっしゃいませ。すみません、ほんと、好みで物を書いてしまって。私の感想で、発見をしていただけてなによりです♪♪私も早く本屋へ行かねば! (2005/04/12 19:44)