『こんな自分と仲良くしたい そんなあんたと仲良くしない』町山弘美、松田洋子

1964年生まれの放送作家と漫画家の対談。

帯表には

なりたいじぶんになれなくていい なれない自分に 慣れたらいーじゃん

帯裏には“花の39年組の皆さん”と1964年生まれの有名人リストが。
これが結構時代を写すというか、これだけでも笑えます。
私は66年生まれなんだけど、Web調べたらあるんだね、リスト。
同年代の、特に女子にはそこそこ楽しめるかもしれない。
突っ込み系ですので上品ではありませんが。

「悪意がないほど恐ろしいことはないよね。……他者が存在しない世界に、悪意なんて存在しませんから」
「悪意がないから反省しない」

そうそう、そうなのよ〜。と激しく同意!

中山美穂が仕事を減らして、単価を上げていったという売り方の話が出てきて「暇にさせといたらおかしな男に引っ掛かっちゃった」だって。
大爆笑!

こんな感じで下世話なトークが炸裂しています。
下品な中に、まさにそれは真理だ〜ってのが織り交ぜられてるの。
ちょっとした時間つぶしにはよろしいかと。
ただし、30代後半から40ちょい過ぎくらいまで限定。
それにしても、松田洋子って「薫の秘話」の人だったんだね。また読みたくなったわ。

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もとみや > ムムム・・・この本、要チェックですね。
ふりすかさんはじめまして。何を隠そう僕も、まごうことなき1964年(S39年)生まれ・・・書き出しの1964年に、素早く反応してしまいました。
とてもおもしろそうな本ですね、是非読んでみたいと思います。 (2005/06/03 20:38)
ふりすか > もとみやさん、はじめまして。花の39年組ですね!(笑)
世代的にビンゴなら、楽しめると思います♪ (2005/06/05 00:37)
あしか > うーむ、なるほど。私は、↑と、これの間ですね。どっちつかず、かも。こっちも試してみます。 (2005/06/06 11:19)
ふりすか > あしかさん、こんにちは。
そっか、思いがけず年代に左右されるものを連続して読んでいたんですね、私。
気がつくの遅い……(汗)
本文最後の行の「」は「薫の秘話」って入れたかったのでした。 (2005/06/06 13:24)
シュガー > ふりすかさんって、丙午なのですかー! ちょうど、小説宝石6月号に、角ちゃんと酒井順子が丙午の同学年対談をやってて、へぇ〜と思ってたとこでした。町山広美って下世話だけど、創刊時のCREA愛読者にはたまらないんだよなぁ。私もコレ、読みたくなりました(「吠えろ!俺たち」ファン。町山×ナンシーは最高だった…)。 (2005/06/07 02:01)
ふりすか > ええ、丙午ですとも!(年ごまかしてないはずなんだけど・汗)
しかし、私も創刊当時のCREAは定期購読してたほど好きだったのよ〜。だから、あの方向転換はショックだったなあ。
ほんとナンシー関とのコンビネーションは絶妙だったよね。
どちらか一方だと変にきつかったりすんだけども。 (2005/06/07 18:10)
もとみや > 楽しい本を紹介いただいてありがとうございました。遅くなりましたが、今日読み終えました!
町山さんとナンシーさんの対談もおもしろそうですね。図書館に「隣家全焼」「堤防決壊」があるようなのでまた借りてみます。
(2005/07/23 10:53)