「図書館危機」有川浩

図書館危機

図書館危機

シリーズ3作目。星がひとつ少ないのはきわめて個人的な好みの問題です。
ネタバレになっちゃうので具体的には書きませんが、あの部分は段落単位で読み返して、ああ、もしや…と展開が少し見えちゃったので。
もちろん、裏技まではさすがに思いつかなかったんだけど。
まあ、その扱い方に不満があるわけです。
どうしてそうなったのかということをもっと説明して欲しい。
知らないで、ただ感情論で語られてるような気がして。
批判をするならば(あとがきを読んだらなおさら)もっと掘り下げる責任あるのでは?と。
なんとなくうわべだけで正義感ぶられても困るっていう感じだ。
未読の人には特にわからない感想文になっちゃったけど、それ以外は楽しめました。
特に主人公の郁と母親の関係は毎回涙ぐんでしまうし、目ざせ!月9らしくサブキャラの動向も進化してるし。
ところで「ゆがんだ言葉」の人気俳優ってたとえて言うなら誰かなー?
ブッキーとオダジョを足して2で割った感じ?(爆)