「鴨川ホルモー」万城目学

鴨川ホルモー

鴨川ホルモー

京都が舞台のお話ってことだけは知っていても、ホルモーも何のこっちゃわからない。
そんな状態のまま読み始めて、なんとなく疑りながら読み進んでいたけれど、あの行事の部分からはまりました。
交差点で一同が会すとき。
おもしろいーまだわけわかんないけど、かっくいー!!
イヤースカウトされたいですわ。などと思いつつ。
その時点で「ホルモー」なんて何でもいいやとまで思ってました。
そのわけわからなさに翻弄されたいという感じ?

少し前は10代半ばの青春を楽しみ(佐藤多佳子もので・笑)、コレで二十歳そこそこの青春を味わっちゃうとは。
ホルモーに限って言えばありえない話ではあるけれど、好きですよ。
ただ、ホルモーとかあえて狙ったわかりにくさが鼻につくかも。
戦争ごっこっていうのも少し引っかかるけれども。
そういう奇想天外な設定に絡む恋愛モードはオーソドックスなのよね。
それでバランスが取れてるのかな? ある意味。
文章も軽くてテンポがいいし、独特の世界観を築き上げてほしいなあ。
期待値をこめて☆4つ!

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ほっそ > こんにちは。不思議な世界ですよね。私も「青春」のほうを楽しみました(*^_^*) (2007/09/13 10:36)
ふりすか > ほっそさん、こんにちは。主人公のウジウジっぷりがなんとも(笑)最後もハッピーエンドでよかったですね☆ (2007/09/13 13:48)