『鹿男あをによし』万城目 学

鹿男あをによし

鹿男あをによし

ドラマが始まって、原作読まずに終わっちゃうのか…と心配してたら、半年近く待ちで図書館からやってきた。
そういうわけで、チラ見しかしてないけれど、ドラマは意外と原作のイメージ壊してないというか、結構原作大事にしてるという印象を受けました。

比較されがちな森見作品に比べて格段にわかりやすくて、庶民向きなのよ。また映像化で化ける傾向もあるのかな。歴史ファンタジーなのかもしれないけれど、歴史の記述の仕方も、私みたいな頭が悪い人間でもわかるように書かれてて、いやみがないところがいいです。

キャスティングの妙も手伝って、ずいぶん楽しく読ませていただきました。☆4つといいたいところだけど、ドラマ(映像化)効果がプラスされてるので☆3個。