『図書館革命』有川浩

図書館革命

図書館革命

図書館シリーズ第4作完結編。もはや、感想などいらないでしょう(笑)
この作品は甘すぎて死ぬかと思いました(大げさ)。
どうも、主人公の郁が幼すぎて、無鉄砲すぎるのがおなかいっぱい。
堂上がアレでもうすぐ30とは、リアルにいたら引く(笑)
この甘さと不器用さが売りなのかもしれないけど、もう、いい加減にしてー(笑)
好みの問題なんだけどね、好きな人は大好きよね。
どちらかといえば、柴崎&手塚のほうが興味深い。

私はやっぱり差別用語を出して、言葉狩りであるという主張をもろに出してくるのが嫌い。
過去の床屋問題にしても。
今回片手落ちを引き合いに出してるが、もっとさりげなく上手く描けないものか。
辞書に載ってるとか、そこで終わっちゃダメだろうよ、と思う。
なぜ、それなのに問題になるのかってことが重要なのではないかな、と思う。
だから、この問題は、簡単に書いちゃいけないと思う。
問題提起の意味もあるのだろうが、それなら、いまさらな話だし。