『母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか』 斎藤 環
母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス)
- 作者: 斎藤環
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2008/05/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とにかく、取り上げられる参考文献をいろいろ読みたくなってしまった。
私と母はどうなのかなあと思うけれど、正直良くわからない。
ただ、「母と娘」と「母と息子」の関係が違うってことを改めて思い知らされたのは収穫だったかな。
今までなんで?とまったく理解に苦しんでいたことも、腑に落ちるというか。
必要以上に腹を立てなくてすみそうです。ありがとう(笑)
30代半ばぐらいから、この母あっての娘である自分を意識し始めたり、また、母が母の価値観で私に望んでいることなんかもイヤというほどわかるようになってしまって、そんなの無視すればいいんだけど、できなくて、反発したり…40前後で反発するのも消耗しますわ(苦笑)
自分では早死にした父親に対する幻想に支配されてる気がしてたので、母との関係については、父がいないことを埋める手段とか、そうしなければいけないという義務感であったり……これが呪縛されてるということかしら?
と、まあこの作品云々というよりも自分のことをぐるぐると考えてしまいました。全然感想になってなくてすみません。